全日本大学選手権/東日本学生選手権 報告

①11月19・20日に内閣総理大臣杯全日本大学選手権が大阪・堺市金岡公園体育館にて開催されました。

<フリースタイル>
◎57㎏級 坂本(2年) 1回戦 0-5 弓矢(日本体育大学) 判定負け

◎65㎏級 大塚(1年) 1回戦 0-10 鈴木(神奈川大学) 2分22秒テクニカルフォール負け

◎70㎏級 神山(4年) 1回戦 6-6 南(大東文化大学) 判定勝ち
             2回戦 0-10 山路(中央大学)  0分56秒テクニカルフォール負け
             
◎74㎏級 河村(2年) 1回戦 13-0 岩野(福岡大学) 1分27秒テクニカルフォール勝ち
             2回戦 6-7 硎屋(日本大学) 判定負け  

◎79㎏級 加藤(4年) 1回戦 0-11 山田(日本体育大学) 2分28秒テクニカルフォール負け
             敗者復活戦 0-11 清水(明治大学) 2分20秒テクニカルフォール負け
             

②11月28~30日に東日本学生選手権(秋季大会)が東京・駒沢体育館にて開催されました。                                
<新人戦グレコローマンスタイル>
◎60㎏級 坂本(2年) 2回戦(シード) 0-9 大塚(日本体育大学) 1分57秒テクニカルフォール負け

<新人戦フリースタイル>
◎A74㎏級 稗田(1年) 1回戦 0-10 有馬(拓殖大学) 1分39秒テクニカルフォール負け

◎B61㎏級 大塚(1年) 1回戦 10-0 岸(防衛大学校) 1分30秒テクニカルフォール勝ち
              準決勝              不戦勝
              決勝  17-4 吉澤(早稲田大学)5分31秒テクニカルフォール勝ち
             ※優勝

<選手権フリースタイル>
◎86㎏級  加藤(4年) 準決勝(シード) 0-10 樋口(日本体育大学) 3分18秒テクニカルフォール負け
 ※3位入賞

新人戦フリースタイルB61㎏級で、大塚(1年)が優勝しました。
Bは大学からレスリングを始めた、または高校時代に全国大会の出場経験がない選手が対象です。
大塚は、小2~中3までレスリングに取り組み、高校でのブランクを経て大学で競技を再開しました。

決勝戦で戦う大塚(右)

【優勝コメント】
大塚 誌郎(理学部数学科1年 東京・立教池袋高校出身)
チャンスとは思っていましたが、優勝できるとは思わなかったのでうれしいです。
普段の練習で注意されたことや意識していたことが試合で出せたことが勝因だと思います。
4月の入部時は80㎏近くあった体重が、練習に一生懸命ついていっていたら今回61㎏級に出るまで減りました。来年の新人戦では70㎏級に出られるよう体づくりをしていきたいです。
今回ありがたいことに優勝できましたが、先輩や同期に追いつけるよう、さらに練習をがんばります。


また、今回の大会をもって4年生2名が引退となりました。
【引退コメント】

神山 隼多(法学部政治学科4年 東京・自由ヶ丘学園高校出身)
※11月19日の内閣総理大臣杯全日本大学選手権で引退
◎引退を迎え、今の気持ち:
 2回戦敗退となりましたが、1回戦は勝つことができました。最低目標はクリアできたので、今は清々しい気持ちです。
◎この1年、主将として:
 コロナ禍で出稽古や合宿ができなかったのはたいへんでした。それでもできることを工夫し、61年ぶり東日本リーグ一部復帰を実現することができて本当によかったです。
◎後輩へのメッセージ:
 部活での縁は一生続くものなので、仲よくしつつ積極的に関わっていってほしいと思います。大学は人脈をつくる大きなチャンス。他の部や他大学のレスリング部ともどんどん交流していってください。最後に一言、みんなもっと筋肉(筋力)をつけよう!


加藤 光貴(法学部国際ビジネス法学科4年 広島・広島国際学院高校出身)
※11月30日の東日本学生選手権で引退
◎引退を迎え、今の気持ち:
 最後の大会まで体重調整をして計量をパスし、マットに立って試合をすることができたので満足感でいっぱいです。
◎印象的だったこと・たいへんだったこと:
 今年のリーグ戦で一部復帰を成し遂げ、部の歴史に新たな1ページを加えることができたことが印象に残っています。また、選手と並行して2年次から主務の仕事をしてきたことはたいへんでしたが、貴重な経験ができました。
◎後輩へのメッセージ:
 周りに左右されず自分の意志を持って行動してほしいと思います。迷ったらやってみる、やらない後悔よりやって後悔。そういう意識を持っていくことで、大学だけでなくその後の人生にも役立っていくと思うので、よりよい部にしていってください。
                                      
                                  (文責:宮澤)

2022年12月02日