10月８日に猪狩（４年）が国民スポーツ大会（今年から「国民体育大会」より改称）に、10月23日に桃園（２年）が全日本大学グレコローマン選手権に出場しました。

【SAGA2024 国民スポーツ大会　レスリング競技】
◎成年フリースタイル　74㎏級
　猪狩雄成（立教大学４年・福島県）　１回戦　８－４　南（大東文化大学・千葉県）　ポイント勝ち
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ２回戦　０－10　中村（島根県）　テクニカルスペリオリティ負け


SAGA2024 国民スポーツ大会に出場して
　猪狩 雄成

10月６日から９日まで佐賀県で行われた国民スポーツ大会に、福島県代表として参加してきました。
国民体育大会には高校２年生の時に出場しているのですが、その時は自分の気持ちの弱さが試合中に露呈し、思うようなプレーができず悔しい思いをしました。そうした過去もあり、今大会は試合で勝利を目指すことはもちろん、自分の弱い気持ちに打ち勝つことを目標にして出発しました。
到着後、福島県の少年レスリング選手が旗手を務めることもあり、総合開会式に出場することになりました。地元の方たちが大きな拍手や声援で温かく迎え入れてくれたことが印象に残っています。
試合の１回戦は、以前に対戦したことがある大東文化大学の選手が相手でした。前半終了時に８点差をつけることができましたが、後半ミスから４点差まで差を縮められてしまいました。ただ、以前とは違い、弱い自分に打ち勝ちリードを守り切ることができました。
２回戦の相手は日体大卒の強豪選手でしたが、臆せず試合に臨むことができたと思います。６点リードされた後半、場外あと一歩まで追い詰めましたが、相手選手のディフェンスに阻まれ敗退してしまいました。
セコンドには約10年間お世話になったクラブチームの監督がついてくださり、試合中は福島県レスリングチームの応援が大きな力になりました。試合後はみんなで食事をしたり、温泉に入ったりと楽しい時間を過ごし、忘れることのない思い出のひとつになりました。

福島県選手団（右から３人目が猪狩）

 

【全日本大学グレコローマン選手権】
◎63㎏級　桃園拓武（２年）　予備選　０－９　渡部（専修大学）　テクニカルスペリオリティ負け

桃園は前に出る姿勢を見せましたが攻めきることができず、予備選で敗退となりました。

選手全員が、残る年内の大会で納得のいく結果を出せるよう練習に励む所存です。
引き続き、応援よろしくお願いいたします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　（文責：宮澤）

※配信動画より