3月15日、卒業生の送別試合と送別会を開催しました。
新座キャンパス体育館レスリング場で行った送別試合は、卒業生と現役部員の対戦のほか、卒業生同士のエキシビションマッチ、河村前主将と現役の総当たりも。
和やかな雰囲気でありながら白熱した試合が繰り広げられ、部員・OBの歓声や笑い声が響き渡りました。
その後、池袋に場所を移して送別会を開催。5名の卒業生を送り出しました。
今年の卒業生はコロナ禍の入学で、1年次にはリーグ戦が中止になるなどの苦難にも直面しました。
そうした中で、61年ぶりの一部リーグ復帰、65年ぶりのインカレ入賞、59年ぶりの同志社大学定期戦連覇など数々の金字塔を打ち立ててきた学年です。
卒業生の皆さん、おめでとうございます。
立教大学体育会レスリング部で仲間と過ごしたかけがえのない時間は、これからの人生を支える一生の宝物です。
ここで学んだこと、得たものを糧として、次のステージでも存分に力を発揮してください。
皆さんのご活躍を祈念いたします。
(文責:宮澤)
【卒業生コメント】
左から 坂本、河村、中野、奥山、猪狩
◎猪狩 雄成(経済学部経済学科)
卒業にあたって4年間を振り返ってみると、楽しかったという思いでいっぱいです。そう思えるのは決して当たり前のことではなく、さまざまな方々の支えで今の自分が成り立っていることを改めて感じました。
立教レスリング部は自主性を尊重するクラブで、練習も自分たちで考えて取り組めたし、試合でも伸び伸びと戦うことができました。同期のみんなには、いろいろな刺激を受けたり支えてもらったりしました。そのおかげで、レスリングも人間的にも強くなれたし成長できたと思っています。監督・コーチ陣の方々も、皆さん専任ではなく仕事を持ちながら指導・サポートしてくださり、たいへん感謝しています。
今後は、後輩たちにいい環境を提供することで部に恩返しをしていきたいと思います。
ありがとうございました。
◎奥山 太陽(経済学部経済学科)
大学4年間レスリングを続けられたことは、奇跡だと思っています。高校に続いて大学でもレスリング部に入りましたが、挫折の連続でした。先輩や同期は強いし、ケガや手術も重なり、真剣に部を辞めようと考えた時期もありました。それでも毎日部活に行っていると無性にレスリングがしたくなり、自分はレスリングが好きなんだと気づきました。加えて、部活に行くと愉快な仲間たちに会えるというのもモチベーションになっていました。試合ではなかなか結果を残せませんでしたが、入学当初の自分とは比べられないほどに技術力や精神力はもちろん、考え方も大きく成長できたと思っています。
4年次のリーグ戦で初日に出場する機会がありましたが、強豪校の選手に完敗しました。その後はずっとスタンド応援で、自分がチームに全く貢献できない悔しさにかられ、それまで自分が練習してきたことは無意味だったのではないかと感じて今すぐ逃げ出したい気持ちでした。その半年後、引退試合の日に後輩と食事に行く機会があり、彼は突然「リーグ戦、辛かったですね」と話し始めたのです。彼は私がリーグ戦のとき感じた気持ちを、こちらが言わなくても理解し「自分も同じ気持ちでした」「太陽さんはそんな状況でも逃げなかったのがすごい」と言ってくれました。彼から「4年間お疲れさまでした」と言われ、私は大泣きしました。部活をまじめに、まっすぐ続けてきて良かった、最高の仲間に出会えて良かったと心から思いました。誰かが頑張りを見てくれている、認めてくれる、自分を成長させてくれる、そんな仲間がいる部活に4年間所属できたことは、この上ない誇りです。
◎河村 歩(理学部物理学科)
あっという間の4年間でした。正直やり残したと思うこともありますが、メチャクチャ楽しかったし、立教に来てよかったと心から思っています。
2年間主将を務めて、自分はリーダーシップのあるタイプではないし主将に向いてはいなかったと思いますが、にぎやかで楽しい同期が助けてくれたことでなんとかやり遂げることができました。
いちばん印象に残っているのは、やはりリーグ戦です。61年ぶりに復帰した一部リーグではなかなか勝てませんでしたが、全員で一致団結して戦った結果、チームとして勝利を挙げることもできました。本当にこのチームでレスリングをやってこれてよかったです。
後輩たちには、自分たちのためにもっともっと強くなってください、というメッセージを贈ります。
◎坂本 大悟(観光学部観光学科)
まずは、大きな怪我をすることなくレスリングを15年続けてきた自分にお疲れさまと言いたいです。また、毎日のように切磋琢磨し合った仲間、忙しいにもかかわらず練習に顔を出して指導してくださった監督、コーチ陣に感謝を伝えたいと思います。そして、子どもの頃から練習への送り迎えやサポートをしてくれた親にも感謝しています。
自分の一番の思い出は、一部リーグに昇格した時と4年次のリーグ戦です。全員で一丸となり一部リーグに昇格した時の感動は忘れません。4年次は、一緒に練習してきた同期たちがみんなで勝利を掴むことができて最高の時間になりました。
立教大学体育会の一員として4年間レスリングをできたことを誇りに思います。
この経験を今後の人生で活かせるよう努力します。
本当にありがとうございました!
◎中野 麻里亜(コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科)
まず、監督、コーチをはじめ、OBOGの方々、そして共に時間を過ごした同期や後輩のみんなへ、心から感謝を伝えたいです。未熟な私を受け入れ、支えて励ましてくださる皆さんがいたからこそ、今日までやってくることができました。
私がレスリング部に入部を決めた理由は、見学に行ったときの「なんか楽しそう!」という直感でした。もともと優柔不断で、自分の決断に自信が持てないことが多かった私ですが、あのときの直感を信じ、勇気を出して飛び込んだ自分を、今は誇りに思いますし、あの選択は間違っていなかったと、胸を張って言えます。
私が活動を続ける中で支えとなったのは、仲間の存在でした。特に、最初から最後まで変わらずに分け隔てなく接してくれて、「同期5人」として受け入れてくれた選手4人には、感謝の気持ちと愛でいっぱいです。この先ずっと、何歳になっても会いたいと思える、大切な存在ができました。
マネージャーという立場は、勝敗や順位という形で成果が見えるわけではありません。時には、自分がこのチームに必要とされているのか、不安になることもありました。でも、そのたびに私を前に進ませてくれたのは、皆からの「ありがとう」という言葉でした。監督やコーチ、OBの方々、そして部員からかけてもらう「ありがとう」は、どんなに小さなことでも私にとって大きな励みになっていました。その言葉があれば、いくらでも頑張れたし、少しでもチームに貢献できたように感じることができました。
後輩の皆さんも、ぜひ仲間に「ありがとう」を伝えてあげてください。どんなに些細なことでも、その一言が選手を、マネージャーを、そしてチーム全体を強くしてくれるはずです。私は「ありがとう」を伝えることを心がけてから、日常生活において周りの人をたくさん見るようになりました。そうすると、今まで気づけなかった周りの人の優しさやいいところが自然と見えてきます。ぜひ日常生活の中で、今日1日だけでも心がけてみてください。
また、親、友人、監督コーチ陣、OBOGの方々、先輩・同期・後輩など、自分を支えてくれている存在に気づいて、これからも常に感謝の気持ちを忘れない皆さんであってほしいです。
最後に、レスリング部で過ごした日々、出会えた人たち、積み重ねた思い出は、これからの私の人生においても大きな財産になると思います。今までたくさんの人に支えてもらったぶん、今度は私が誰かを支えられる存在になれるよう努力を続けていきます。
本当に、ありがとうございました。
愛に溢れたレスリング部が大好きで、その一員になれて幸せでした!
